3年目にしてようやく WSB振り返り③

新型R1を引っさげてWSBに復帰した
ヤマハですが、復帰3年目にしてようやく
優勝を遂げることが出来ましたね。

今季のヤマハは回転数制限の対象外ということもあって
カワサキドゥカティを追いかける筆頭の存在と
なりました。

ただ、初優勝まで3年もかかるとは思わなかったのでは
ないのかな?
そもそもイギリスを拠点とするクレセント・レーシングと
ジョイントしたことで、開発に支障が出てしまって、
2年目からはファクトリーに拠点を移して開発のスピードを
上げたものの、開発担当のシルヴァン・ギュントーリに替えて
マイケル・ヴァン・デル・マークを招聘し、アレックス・ロウズ
若手コンビを組んだために、開発は進まず。
今季は開発のために、ベテランのニッコロ・カネッパを
走らせましたが、これが一番勝利に貢献したかも知れません。
マイケルが来季のライダーにメランドリィを希望したのも
マシンの開発に彼に加わって欲しいからですからね。

現行R1に関しては、どうもベースが2015年型のYZR-M1のためか
BSタイヤとのマッチングはいいけど、ピレリとはイマイチの印象。
それをスイングアームとかの大物パーツでいかに合わせ込むかが
来季以降の活躍の鍵になってきそうですね。
逆に今が限界なのかもという懸念もあります。

打倒カワサキは成るか??