ただ出るだけではなく
日本GPのワイルドカードへの参戦を表明していた
岡谷選手が、辞退を発表しました。
理由はNSF250RWを手配出来なかったから
というものでした。
確かに現状、日本GPに出て、同じ土俵で
勝負しようと思えば、NSF250RWを手に入れるしかありません。
つまりただ出るだけでは無く、きちんと勝負できる体制で
走りたいと行動したが、叶わなかったということだと思います。
非常に賢明な判断だと思いますね。
現状、一周で2ないし3秒遅い全日本仕様のマシンで
走ることに、どれだけ意味があるのか?
先日のポンソンじゃないけどね。
最初からそれを承知の上で
別の意味を見出して出場するのは、それはそれでOKですけどね。
改めて、今のGPにスポット参戦することの難しさを
考えさせられる出来事ですね。
これは日本に限ったことじゃなくって、他の国でも
同じことが言えるんだけど。
結局、どこの国のライダーもCEVを経由しないとファクトリー系
マシンでは参戦できないのが現状です。
世界選手権と各国内選手権との乖離というか、
マシンが離れすぎてますよね。
結局、KTMがMOTO3にバカ高いファクトリーマシンを
持ち込んだのが全ての要因のような気もしますね。
MOTO3創設当初のコンセプトに戻れば
こんなことは発生しないと思いますが、DORNAが
今更、そんなことをするとも思えずそこには彼らの無責任さを感じますね。