レイ、遂にフォガティに並ぶ
イモラのレース2でジョナサン・レイが
優勝を飾り、通算59勝目、フォガティの最多勝利数の
記録に並びました。
彼はテンケイト・ホンダのライダーとして2009年からWSBに参戦
2009年には早くも3勝をマークしました。
当時のチームメイトはカルロス・チェカ。
以降、スポンサーの関係で毎年のように
カラーリングは変わるものの、ホンダのエースとして
勝ち星を積み重ねてきました。
しかし、怪我などもあって、常に勝ち星を挙げるものの
タイトル争いに絡むことは少なく、
それはマシンの戦闘力差を埋めるために必要以上のリスクを
負って走っていたという側面もありました。
そのレイは2014年のオフに大きな決断をします。
それは長年所属したホンダを離れ、カワサキに移籍するというもの。
以降は今更触れるまでも無いでしょう。
カワサキの3年間で、ホンダの7年間を上回る勝ち星を挙げ
3年連続ワールドチャンピオンに輝き
今年も目下のところ、ポイントリーダーとなっています。
カワサキに移籍してから、よりわかるのは彼の
卓越したマシンコントロールテクニックと
タイヤの使い方、レースの運び方の上手さ、そしてライバルとの駆け引き。
彼は勝てるライダーの要素を全て持っているんですよね。
樹立している彼ですが、果たしてこの先、どんな高みまで
行ってくれるのか。
それを見たい気がしますね。