アジャスト能力

今シーズン、クワッタハッホや
ナヴァロ、パウィといったメンツが
MOTO3からMOTO2にステップアップしましたが
ここまで結果を残しているとは言い難いですね。

クワッタハッホなんかは瞬間的な速さは
見せたりはしてますが・・・。
イメージ 1
チーム・アジアの岡田監督によれば、パウィなんかは
やはりというか、MOTO3の乗り方の癖が抜けないんだそうです。
これはよく言われる話で小排気量からステップアップしてきた
ライダーはどうにても進入スピードが高く
そのスピードのまま曲がろうとする。
それではダメで進入でしっかりと減速して、曲げて
アクセルを開けるタイミングを早くする大排気量的な
乗り方へのアジャストが出来ないんでしょうね。
頭ではわかっているけど、カッカしてくると「いつもの」
乗り方になってしまうそう。
イメージ 3
その辺がちゃんとアジャストできないとMOTO2では成績が
残せないし、ましてやMOTOGPもということなんでしょうね。
イメージ 2
そういう意味では実はビニャーレスやマルケスといった
先輩たちが太鼓判を押しているのが今年のMOTO3王者の
ホアン・ミールでして、彼のクレバーな走りなら、
すぐさま、MOTO2の乗り方にアジャストできるだろうと
言ってますね。
果たして、ミールが諸先輩方の期待に答えられるかどうか
来年が楽しみなところですね。