親指ブレーキ

セパンテストではマルケス
親指で操作するリヤブレーキを
試していたようですね。
イメージ 1
MOTOGPではドヴィジオーゾが
ハンドリヤブレーキの使い手として
知られていますが、マルケスが使う意図はどこにあるのか。

恐らくですけど、どのメーカーの技術者も
口を揃えているように、電子制御ソフトの共通化によって
加速時、減速時のロスが非常に多くなっているそうで、
少しでもトラクションを稼ぐ意味で積極的にリヤブレーキを
使う意味があるんじゃないかと。
イメージ 2
また、マルケスは足を出してアプローチするスタイルですが
あれは電子制御できめ細かいエンジンブレーキのコントロール
出来る前提のスタイル。
それが今は失われているわけですから
変わらず足を出しつつ、リヤタイヤのグリップをコントロールするのに
左親指でのリヤブレーキ操作が必要なんじゃないかな。

ロレンツォもハンドブレーキを試したらしいけど
彼はそもそも足を出してアプローチしないから
意味ないでしょうね。
イメージ 3