2人の才能
中本さんがロングインタビューの中で
それぞれの優れたポイントについて語っています。
まず、ストーナーに関してはコーナーリングスピードが
高く、立ち上がりのスライドコントロールが抜群とのこと。
つまり、コーナーリングにしろ、立ち上がりにしろ
タイヤの限界ギリギリを把握するのが上手く、
その限界ギリギリで走ることが出来るのがストーナーの才能とのこと。
特にやはりというべきか、立ち上がりの電子制御は
かなり効かせない方向で走っていたそうです。
これは彼の限界ギリギリを把握するセンサーを働かせるにおいて
電子制御はむしろ、無い方が良いみたいなことらしいですね。
マルケスに関しては、ブレーキングがやはり非凡なものが
あると言ってますね。
ブレーキングそのものとそこからの一次旋回、初期旋回の
上手さはコースサイドで見ていてもわかりますよね。
フロントのスタビリティさえ確保できていれば、
少々オーバースピードで飛び込んでもリヤのスライドを使って
レコードラインに乗せていくテクニックは秀逸だと思います。
反面、立ち上がりに関しては結構、電子制御任せでアクセルを
開けているそうです。
中本さんがGPに戻ってからの8年間で
タイトルをもたらしてくれた2人のライダーですから
色々と思い出もありそうですね。