マニエッティの仕事

明日からオーストラリアGPが
始まりますが、もうちょっと日本GPの話題。
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今回、コースサイドでじっくり見ていたけど
思っていたよりはマニエッティの制御はマシだなと
感じましたね。
もちろん、中須賀選手が言うように去年までの
オリジナルソフトに比べて予測型のトラコンとか
自動で効きが可変するトラコンでは無いけれど
挙動はだいぶ、マシになったかなと。
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去年の同じ日本GPで共通ソフトを使っている
オープンクラス勢のマシンはシームレスミッションを
使っていない影響もあってか、シフトアップのたびに
失速するし、ウイリーするしで、たかだか短いストレートでも
ファクトリーにどんどん差がついてましたけど、
今年の共通ソフトのマシンはウイリーほとんどしてなくって
一定の角度を保って、加速してましたから数度のアップデイトで
ソフトがだいぶマシになったのと、各チームがソフトを使いこなしているな
という感は強かったですね。
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それと制御の効きがほぼ同一になったためか、ストレートは
ほとんど差がつかなくなってますよね。
結果的にコーナーリングで差をつけることしか出来なくなった。
去年よりよりバトルがタイトな状況になっていて
それが故にブレーキングで無理したり転倒したりするケースが
増えたんだと思いましたね。

ただ、ペドロサやロレンツォのビッグハイサイドクラッシュは
予測型トラコンじゃない影響が出てますよね。
今のソフトは滑ってから制御するソフトなんで
ああいうビッグスライドには対応できない。