ホンダのプライオリティ

これはかつて、筆者がHRCの人から
直接聞いた話で、HRCのロードレース部門は
タイトル獲得のプライオリティに順番があって
一番がMOTOGPのタイトル、次に当時の
250㏄クラスのタイトル、それに並んで鈴鹿8耐の優勝
という順番だそうです。
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つまり、MOTOGPの次に鈴鹿8耐の優勝はHRC的に
重要な位置づけであるということ。
それだけに今年の惨敗を受けて、ホンダがCBRにテコ入れを
してくるのは容易に想像がつくところ。
ホンダ的には、WSBのタイトルは恐らく眼中に無いでしょうけど
鈴鹿8耐の優勝は必須だから、結果的にCBRの戦闘力を上げざるを得なくなり
引いてはWSBの方の戦闘力も高まるという図式になるでしょうか。

まだ、噂の域を出てませんが、GPのシートを失うであろう
ニッキー・ヘイデンがニューCBRの開発に携わるとか何とか。
まあ、ニューR1の開発にロッシとヘイズが関わりましたから
有り得ない話では無いかも。

個人的に気になっているのは、CBRにライドバイワイヤが採用されるかではなく
ユニットプロリンクをまだ使うのかどうかって話。

あとは以前も書いたけど、およそ公道では不必要とも思える
ハイパワーを電子制御で封じ込める今のSSの考え方をホンダが
是とするか非とするか・・・・。