似て非なる物

さて、生憎の雨ですが今日から鈴鹿では
合同テストが始まっています。

多くのチームがもてぎからとんぼ帰りで
鈴鹿に入って、テストを行います。
チーム・グリーンやヤマハ・ファクトリーみたいな
体制のあるところは、全日本のスプリント仕様とは
別で、耐久仕様のマシンが準備されてますし、
ヨシムラなんかはエンジンだけ耐久仕様のものに載せ替えて
走ることになるでしょう。
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全日本を走るJSBと世界耐久を走るEWCのレギュレーションは
かなり近いものがありますが、大きく違うのはEWCの方は
スペシャルガソリンの仕様が許可されていること。
ヨシムラいわく、耐久用の外装やら装備をつけるとスプリントより
車重が増えるそうですが、ガソリンでパワーアップした分で
相殺されるそうです。
その仕様違いのエンジンのセッティングを出すのも重要な作業のひとつ。

また、足回りの話をすれば、タイヤ交換をする関係で
ブレーキディスクはスプリントよりも径が小さいものになります。
使っているパッドも耐久用の無交換で8時間使うもので、
特性が変わりますからその辺とサスペンションのマッチングも重要ですよね。
MOTOGPじゃないけど、ブリヂストンのフロントタイヤの
グリップは半端ないですからラップタイムの上昇は
ブレーキに相当な負担を強いているはずですからね。

アケボノ、ブレンボ、ニッシン。
サンスターにユタカなどなど。