英雄的行為か蛮勇か

来季から導入される規定の中に
脳震盪検査というのがあるとのこと。
 
これは各サーキットごとにライダー転倒後の
再出走の可否がドクターによって
バラツキがあるというライダーからの
クレームに対して一定の基準を設けるとのこと。
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まあ、確かに脳震盪を抱えて翌日出走ってのが
英雄的な行為か、単なる蛮勇かっていうのは
難しい話です。
これは骨折も同様。
 
ライダーからすると出たいって人が大半でしょうからね。
 
特にチャンピオン争いがかかっている終盤なんて
完全にそうでしょう。
 
かつて、1993年にタイトル争いをしていた
ウエイン・レイニーもイギリスGPで転倒を喫して
脳震盪&生爪を剥ぐという状態になっても
翌日の決勝走りましたからね。
これはシュワンツとタイトル争いをしていたからで
結果的にこのレースをキッカケに流れがレイニーに
行きましたから。
もうこういうことは無くなるわけですね。