カギを握るのはマッチング

オフのテストでは好タイムをマークしている
クレセント・スズキのアレックス・ロウズですが、
今回のヘレステストにピレリは2015年版の
タイヤを持ち込んでいるんですが、
これとのマッチングがいいようです。
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これまでのピレリはとにかくライフが短くって
レース半ばにはズルズルで、あとは我慢比べ
というのが定番スタイルでしたが、
それを打ち破ったのはカワサキでしょうか。
 
彼らの開発した優れた電子制御システムは
このズルズルを極限まで抑えて、タイヤのライフを
長持ちさせることに成功し、レース終盤まで
速さを発揮させることに成功しています。
 
テンケイトもHRCのテコ入れで電子制御の開発を
していますし、アプリリアドゥカティは言うに及ばず。
 
で、こういう状況を受けてピレリがどういうタイヤを
持ち込んでくるかって話ですが、よりグリップ重視で
来るんでないかな?
こうなると耐久性重視に振る必要性が無いですからね。
エンジンパワーもダウンしますし。
今回のロウズの好走はこのタイヤとのマッチングが
存外良かったんではないかと。
推測ですが・・・。