さらなる熟成

もてぎ遠征のあおりで、WSBの
ドニントンパークの結果にほとんど
触れてませんでしたね。
 
結果的にはトム・サイクスのダブルウィンでした。
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ただ、去年の彼と違うのは、スタートから
抜け出してひたすら速さで圧倒する勝ち方ではなく
後方からジワジワと追い上げる強い勝ち方をみせたこと。
 
これは燃料が減ることによってラップタイムが上昇する
上昇曲線が
タイヤが摩耗することによってラップタイムが下降する
下降曲線を上回っていることが想像されます。
あるいは、タイヤの消耗によるラップタイムのダウンが
他のマシンよりも抑えられているか。
 
この辺は本当に今のカワサキのマシンはいい電子制御を
持っていると思いますね。
解説の八代さんによれば、Zx-10Rのスロットルは
4気筒のうち、2気筒はライダーのスロットルに従順で
もう2気筒は電子制御のモーター駆動みたい。
これ、MOTOGPマシンZX-RRに搭載されていた技術ですね。
これのソフトのブラッシュアップが今のカワサキの強さを
支えていると思います。
チームメイトのバズの好走はマシンの仕上がりの良さの証明か。