その差、11マイル
カタールでのRC213VとRCV1000Rの
トップスピードの差は11マイル、約17km/hだったそうです。
この差をどう見るか。
私は小さいと見てます。
約1億円という、サテライトの1/3の価格で
ニュウマチックバルブを搭載していないというエンジンにも
関わらず、ここまでのトップスピードを叩き出すってのは
素晴らしいことだと思いますね。
ロングストレートのあるコースでこの差ですから
ストレートの短いコースならもっとやれる、そう思います。
だからパワーアップは急がないそうです。
ちなみにRCV1000Rの燃料タンクはレギュレーション目一杯の
24リッターでは無いそうだけど、このマシンは
2013年型RC213Vをベースしているんで、重量配分などの
23リッター欠ける位がベストなんでしょうね。
RC213Vは21リッターなんで、さすがに3リッター増やしても
収める場所が無いでしょう。
RC213Vは燃料タンクにタンクカバーがついてましたけど
RCV1000Rにはついていないのは、カバーの増量分がタンクに
回されているからでしょうね。
しかし、ホンダがニュウマチックバルブを投入したのは
2008年のことですが、コンベンショナルなバルブスプリングで
ここまでの速さをみせるRCV1000Rも大したもんだと思いますね。
技術の進歩って凄い。