先を見越した激突

来季、ホンダはMOTO3クラスに
強力なマシンをデビューさせます。
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その一方、DORNAは2015年から、このクラスに
新たな価格規制を導入することを決定しました。
 
これは、現在のエンジンだけに価格上限を
設けるというやり方ではなく、
エンジン、シャシー、それぞれ個別に価格上限を
設けるというもので、これにより、
現在のKTMが、シャシーとエンジンのセット販売だから
エンジンの価格上限に抵触しないという抜け道を
封じる意味合いがあるようですね。
 
というか、恐らく、KTMのマシンの価格を
下回るように設定されているとも言い換える事ができるか。
 
実際、現在のKTMのマシンは35万ユーロ近くするようですが、
新たな価格上限はシャシー+エンジンでも15万ユーロ辺りになるみたい。
ちなみに来季、ホンダがMOTO3に投入するマシンは
KTMの35万ユーロに対して40万ユーロだそうです。
(日本円だと6500万円くらいかな?)
 
そうなると価格上限無視のフルスペックマシンで戦うのは
2014年だけってことになりますね。
ホンダとしても、価格無視のマシンでの戦いは本意でないでしょうから
1年こっきりだけならってことで本気を出すのかも。
勝ち逃げは許さんってことで。
来年は激闘になりそうだ。