アスパーの眼力

ライダーとしての評判はセコイとか
すぐ人のせいにするとか、ノビーや殿に
言われて散々なアスパーことホルヘ・マルチネスさんですが
彼は現役時代から、その時代時代の
速いマシンを獲得する、いい待遇を手にする眼力というか
見極める力が抜きん出ていて、
それはオーナーになっていかんなく生かされてますよね。
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ドゥカティのサテライトから、アプリリアのCRT
そしてホンダのRCV1000Rへのチェンジなんか
ここ数年のレギュレーションの変化の中で
できるだけ戦闘力のあるマシン、メーカーのバックアップのあるマシンを
チョイスしているのが分かると思います。
 
そのアスパー、来季からMOTO3では
マヒンドラを走らせるそうです。
やはりというか、ファクトリーのバックアップが無いと
戦闘力のあるマシンは手にできないと悟ったか。
 
ちなみにアスパーが今年まで走らせていたカレックス・KTM
いざこざがあって、来季は走れません。
というのも、来季から回転数上限が14000から13500に
落とされるんですが、それに対応したプロトタイプエンジンが
期限までにKTMからカレックスに納入されず、従って
カレックスはシャシー開発に着手できなかったようですね。
で、KTMからすると、カレックスなんぞの都合では
開発しないってことみたい。
今季はホンダに凌駕されている状態ですから
彼らも自分のところで手一杯みたい。
 
その辺の事情もあってのマヒンドラのスイッチでしょうね。