無理を通せば道理が引っ込む

日産がGT-R NISMOを出しました。
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現在のニュルブルクリンクの最速タイムは
ポルシェの918がマークしていますが
それを上回るタイムを出すのが目標だとか。
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いつも思うんですが、この鈍重なスタイルが
GT-Rの伝統というか、空気抵抗の塊みたいな
ボディを様々なハイテクで無理くり速くするみたいな
イメージがありますね。
無理を通せば道理がすっこむみたいな。
ドーピング打ちまくったベン・ジョンソンみたいな。
(懐かしいな)
 
ですから、生粋のスポーツカーとは一線を画するというか、
スポーツカーの本場であるヨーロッパでは奇異な目で見られ
それだけに、ジャパニーズエキゾチックGTカーなる地位を
確立したわけですが。
まあ、よく言われることですが、GT-Rはスポーツカーではなく
GTカーってことでしょうか。
 
個人的には、この車が好きか嫌いかである程度
速い車に対するその人の傾向が測れるリトマス試験紙的な
車だと思っています。
 
ちなみに私は流麗なフォルムをもたない車は
速い遅い関係なく、NOです。
この車ってすごく、無粋な気がするんですよ。