彼の本心は何処

トプラック・ラズガットリオーグルのヤマハ移籍は

鈴鹿8耐直後からずっと囁かれていましたが

ようやくオフィシャルになりましたね。

本人曰く、鈴鹿の3日後には決めていたそうです。

 

ただ、レース直後、彼と会話を交わした一般の方々の

コメントを聞く限り、彼自身は起用されなかったことについては

納得済で、怒り心頭ってわけでも無いようなんですよね。

「その選択は納得できるし、次回は走れるように頑張るよ」

と言っていたようです。

 

それが一転、ヤマハへの移籍となったのは、やはり彼のマネージャーである

ケナン・ソフォーグルが怒り心頭であることに起因している模様。

ケナンはこの時、鈴鹿の現地に居なかったことでますます意思疎通を

欠いていて、自体がややこしくなってしまったようです。

ソフォーグルとすれば母国トルコのスポーツ大使的な位置づけで

母国の次世代スター候補であるトプラックが走るということで

トルコでの鈴鹿8耐生放送まで決めてみせたのに、いざ始まってみたら

そのスターは走らなかったわけで、彼の顔に泥を塗られた状態。

この怒りがトプラックをヤマハに移籍させるという行動に駆り立てたか。

 

この辺にはペレ・リバも触れていて、カワサキは長年トプラックに

戦闘力のあるマシンを与えて彼をずっとバックアップしてきたのに

ヤマハに移籍させたという行動はケナンが怒りでそういう事を考える

余裕を失っていると。

 

レイも同様で今回の決定はあくまでも怒りに駆られたケナンが決めたことで

母国の大先輩である彼の決定にトプラックは逆らえなかったと見ているようですね。

 

トプラックからすれば、母校の怖い先輩の言うがままに就職先を

変えられちゃったという感じですかね・・・。

果たして、これが吉と出るか凶と出るかは今後の彼のキャリア次第ですが

正直、ヤマハのマシンとは余り相性は良くなさそうだなーというのは

筆者の個人的見解。