敵は身内に・・・

WSBポルトガルラウンド

第1レースは序盤から波乱の展開。

 

スタート直後、2列目最内の6番手からスタートした

バウティスタのイン側をチームメイトのデイビスが強襲。

バウティスタは弾かれた格好になって、コースサイドの

人工芝生に乗る形でスリップダウン転倒。

すぐさま復帰したもののほぼ最後尾付近からの追い上げとなりました。

 

ここから猛然と追い上げてなんとか4位まで挽回しましたが

優勝したレイとのポイント差は更に広がって93となりました。

次のフランスが終了した時点で100ポイント以上の差になれば

レイのタイトルは確定ですから、また一歩5連覇に近づきましたね。

 

もしも序盤のアクシデントが無ければ十分表彰台に立てた

速さはあったと思います。

当然ながらレースを終えたバウティスタは怒り心頭。

確かにレース序盤、タイトル争いに関わっているチームメイトに

対するアタックとしてはアグレッシブにすぎたと思います。

 

ただチームサイドからすれば、来年他チームに移籍する

ライダーに対して余り擁護する言葉は聞かれず・・・。

タイトル争いはしているけど、ドゥカティチーム内にも

すきま風が吹いているのか。