求む、待遇改善
ここに来て来期のシートが決まっていなかった
ライダーの契約情報が出てきましたね。
ジャック・ミラーとエステべ・ラバットが
それぞれ、今のチームとの契約を更新しました。
面白いのは2人ともにマシンの待遇面について
注文をつけて契約しているところ。
やはり、使う道具が最新モデルじゃないと戦えない
というところでしょうか?
ただし、いかにドゥカティといえどもワークスの2台に
来季はバグナイアに1台ファクトリーマシンを供給している状態で
更にミラーにもう1台のファクトリーマシンとラバットに
ファクトリーサポートを回せるだけの余力はあるんでしょうか?
正直、私は無理だと思っていますが・・・・。
そしてこの待遇面で交渉を継続中なのが中上選手です。
どうやらホンダサイドからは、今年同様、来季も
型落ちマシンの供給を打診されたようですが、これを拒否
カル・クラッチロウと同等のファクトリーサポートを
要求しているようです。
今年は型落ちのマシンで大健闘しているとも言える
中上選手ですが、上位との距離が縮まるほど、道具の差を
体感痛感しているもの事実で、それが最新マシンを欲する
動機になっているんじゃないでしょうか?
もちろん、今年の実績に裏付けられた自身の実力もあっての
交渉だと思いますが。
ただホンダはMOTOGPになってから、ファクトリーマシン
4台体制になったのは、レプソルが3台+グレシーニの
シモンチェリが居た2011年以来ありませんから、難しいのは
承知の話で、果たしてどういう結論に至るのか
答えが出るのはまだ先になりそうですけどね。