ロッシの迷い道
流れるようなレイアウトで、
スピードを乗せていくコーナーの多い
アッセンはハンドリングに勝る直4勢に
有利と言われています。
予選ではそれを証明するようにクワッタハッホ、
ビニャーレス、リンスの直4勢が上位独占。
それでもV4勢では4番手につけたマルケスはさすが
というべきか。
ドゥカティの惨状に比べると。
その直4勢有利なコースにおいてもロッシの
苦悩は続くどころか、更に深まっている模様です。
予選は15番手。
テレメートリーデータを見る限り、ビニャーレスと
差があるわけでもないようなんですね。
ビニャーレス自身も何故、ロッシのペースが遅いのか
わからないとコメントしています。
もしも、彼が2年前に勝ったアッセンでクワッタハッホが
勝つようであればそこにヤマハの未来があると言われています。
それでもロッシは
「世代交代?ここ数年ずっと言われ続けているよ
でも、僕はここにいる」
としています。
長く暗いトンネルを抜けつつあるヤマハですが
ロッシにだけは光明はまだ見えていないのか。