さまよえるケント

シートを失っていたダニー・ケントですが
シーズン途中からアグスタでBSBに
参戦するとのこと。

画像を見る限り、去年までWSBでトーレス
走らせていたレパートコルセの車両のまんま
みたいですね。

しかし、圧倒的な強さでMOTO3タイトルを
獲得したものの、その後全く鳴かず飛ばず
ライバルだったオリベイラとか去年のチームメイトだった
クワッタハッホが最高峰にあがって自分は
シートを失うとはって感じですね。

やはり中大排気量への乗り換えに失敗したのが
大きかったか。
坂田さんがよく言っているように小排気量では少ないパワーを
よりしっかり路面に伝えるために、サスペンションは極力
動かさない方向のマシン作り。
対して、中大排気量マシンは重さをいなしながら旋回するため
積極的な荷重移動、前後のサスのピッチングは必須で
その辺でマシンの走らせ方、セッティングの方向性が
全く異なる。
MOTO3からMOTO2に来たライダーが最初に躓くのは
この考え方の違いに適応できるかどうか。

この先も大排気量車で結果が残せるかどうかも
微妙な情勢ですね・・・・。