スタイルは監督に似る?

MOTO3の終盤のハイライトは
鳥羽選手とカネットの表彰台争い。

結果的に強引にインに入ったカネットが
3位に入り、押し出された鳥羽選手は
完走したものの怒り心頭でしたね。

それでも注目すべきは前回のスペイン同様
鳥羽選手の粘りつよい追い上げです。
過去2年の鳥羽選手はここまでの粘りは無く
予選が悪いと、そこから挽回できないか下手すれば
転倒していたわけで、今年の予選より決勝の方が順位が上
というのは明らかに青山監督のレーススタイルの
影響を受けているように見えますね。
タイトルを狙うには悪かった時にも悪いなりのベストリザルトを
残すことが肝要だと思いますが、鳥羽君にはそれが備わってきたか。

一方のカネット。
レース終了後には「祖父とビアッジのパパ(前日亡くなった)
2人のガーディアンが僕を守ってくれた」
と殊勝なことを言ってますが、相変わらず強引な走りは
マックス監督に似てますね。
坂田さんも言ってましたが、あの走りを直さない限りは
タイトルは難しいんじゃないかな。

ライダーは所属チームの監督の影響を強く受けるものなのか。