報われた苦労

スーパーバイクからツインクラスを
挟んで行われたスーパーストック第2レース。

こちらは序盤からジェイムス・ヒリアーが
飛び出す展開。
これはやはり、スーパーバイククラスを
ストックのマシンで走ってライダーがマシンと
路面に馴染んでいるというのがかなり大きかったか。
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逃げるヒリアーを尻目に熱かったのが
4台による2位争い。
ここにはグレン・アーウィンやディーン・ハリソン
といった常連に混じって、ルーキーのリチャード・クーパーが
混じって走っています。
彼はルーキーの赤ベスト着用ながら、
去年のストック1000クラスの王者ですから
実力は折り紙つきであとはストリートへの適応力でしたが
全く問題ないことを証明しました。
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終わってみればヒリアーが独走で優勝。
実は彼は長年、カワサキの公道レースのエースとして
走ってますけど、優勝を手にしたのは初めて。
今年はグレン・アーウィンというライバルメーカーから
エースを迎え入れシートを失う可能性もあっただけに
感慨もひとしおというところだったでしょうか?
彼の喜びようが印象に残りました。
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そして2位にはルーキーのクーパーがサプライズ入賞。
3位にBMWのトッドが入っています。

新型BMW勢は雨に翻弄された感じですね。

来週からはいよいよマン島TTが始まります。