やっぱり素性は悪くない

カタルニアではFP1でロッシがトップタイム。

FP2ではビニャーレスが３番手。

ヤマハが悪くないスタートを切りました。

やはりというか、今年のモデルのYZR-M1も

決して悪いマシンじゃないイメージですね。

ただタイヤと路面とマシンのマッチングに

時間がかかるイメージ。

今回は事前に合同テストをやっていて、そこでセッティングの

基本が確立されているってのが大きいと思います。

それと去年もそうですが、舗装が新しくグリップの

高い路面だと速さを発揮するんですよね。

電子制御で他メーカーに遅れを取っていると言われてますが

滑りやすい路面だと、この電子制御のセッティングが上手くいかず

滑ってしまうけど、新しい舗装、路面グリップが高い路面だと

そういう症状が出なくって、本来のシャシーのポテンシャルが

発揮できるってことかな。

だから、カタルニアが例えいい結果だったとしても、決して

この先の見通しが明るいってわけじゃないってことに

なってしまうんだけどね。

舗装が滑りやすい、あるいはウェットだと全然ダメな状況を

改善していかないと。

そのへんはロッシだけじゃなく、アンドレア・ドソーリも

訴えている部分です。