復調は本物か?

いや~~なにがビックリって、
もてぎ、フィリップアイランド、セパンと
スズキ+イアンノーネの復調っぷりですよ。

ヨーロッパラウンドに比べればおよそ
10グリッドくらいは前に来ているはず。
つまり、16番手あたりをうろついていたのに
今や、5,6番手あたりを走るのが当たり前。
もはや、交代しろって言われていたことも
過去の笑い話の類になりそうな勢いです。
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ミザーノ、アラゴンと事後テストを行い
様々なパーツをテストしていて、それらを投入した
とは聞いてますが、それが結果に表れたんでしょうか?
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とはいえ、個人的に思うのは、ミシュランがフライアウェイということで、
タイヤのコンパウンドをコンサバ傾向に振ってきているのも
活躍の要因じゃないかと。
それはKTMの躍進にも見て取れますが、
ミシュランの工場が近いヨーロッパラウンドに比べて
遠い異国の地であるフライアウェイのレースですから
そこまで攻め込んだコンパウンドは持ち込んできていないハズ。
ですから、タイヤの性能を発揮するのに四苦八苦することなく
車体のセットアップに専念できる環境になったことが
躍進に繋がっているんじゃないか?
レースウィークという限られた時間の中でシャシーの性能を
発揮できるレベルまでセッティングを詰められたって意味でね。
そんな推測をしてしまいます。
特に今年のミシュランは気難しい女の子並みの
気まぐれというか、ご機嫌を取るのが難しいタイヤっていう
印象ですから・・・。

ですから、最終戦、再びヨーロッパに戻るバレンシア
結果を見てみないと、何とも言い難いというところです。