シルバーストーンの難しさ

さて、予選が迫ってますけど
今回のシルバーストーンはマシンの
ディテールを見ても面白いですね。

というのは前半のオールド区間は昔ながらの
高速コースなのに対して、後半区間の改修したエリアは
ストップ&ゴーのコースということで
マシンのセッティングをどっちに合わせ込むかが各チーム
まちまちになってます。
ドゥカティ・ワークスはいわゆるローダウンフォース仕様で
カウルサイドのミドルウイングはとっぱらわれています。
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対してプラマックの2人はミドルウイングをつけた
ハイダウンフォース仕様。
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マルケスはブルノ同様ハイダウンフォース仕様の
大きいウイングを使ってますが、ペドロサは使いません。
クラッチロウは中間仕様の小さいウイング。
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面白いのはスズキでウイングレットというよりは
カウルサイドに小さいウイングを細かくつけてますね。
これは恐らく前半区間のマゴッツ、べケッツ、チャペルの
高速切り返し区間でのカウルサイドの乱流を抑えて
切り返しを軽くする狙いがあるんでないかな?
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ロッシはブルノで試したニューフレームと
ニュースイングアームを投入。
スイングアームのチェーンを避ける穴が大きくなっているのが
新しいスイングアームの特徴。
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