16.5インチ ラストシーズン

さて、今週末はいよいよJSB1000が開幕します。

今年、覚えておかないとならないのは、現行の
16.5インチタイヤはラストシーズンとなるということ。
(上位の一部チームしか使ってないけどね)
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ブリヂストンMOTOGP譲りの技術を投入した
タイヤでのラストバトルとなります。
来季からは世界耐久に準拠する形で17インチタイヤを
使うことになります。
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ちなみに現在、トップチームの多くが使っている
このスペシャルタイヤがどんだけグリップするかというと
お馴染み八代さんが、試乗であまりに強力にグリップするんで
上半身の感覚が麻痺するくらいだそうです。
それだけ上半身、上腕の力を使うということか。
現役トップライダーはすべからく優れたアスリートであることの
証明ですね。
特に今回は、上位チームの多くは一人でエントリーしてますから
200kmを一人で走ることになるので、相当に体力的に厳しいハズ。
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いかに乗りやすくタイムの落ちないマシンにするか
というところですね。
特に鈴鹿に関しては、ソフトタイヤを選ぶ傾向のある
カワサキがニューマシンを得て、どういう走りを見せるのか
注目しています。
ZX-10Rはその旋回性とトラクション性能をタイヤに依存する
傾向が強くって、どうしてもタイヤの消耗が激しく
レースでは後退してしまうからね。
予選は速いけど。
だから、本番の8耐まで見据えた場合、ある程度
ハードコンパウンドでも速く走れるマシンに仕上げることが
課題になってくると思います。

その点、元々固めチョイスのホンダとスズキ
ここ数年ハードを使いこなすようになったヤマハは強いので。