限られた時間の中で

スイングアームっていう結構な大物パーツを
変更したために、セッティングにも
時間のかかっているマルケス+ホンダ。
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結局、オフシーズンにやってきた
ベースとなるセッティングが使えないわけですから
4回のフリー走行と予選だけでは
まともに走れるセッティングを出すのが
一杯一杯で、とても予選シュミレーションや
決勝を見越したタイヤのロングランテストまでは
時間切れで出来ていないという状況ですね。
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今回の予選の失敗もユーズドのタイヤで
走れるセッティングをずっとセッション中やっていたので
予選タイヤを履いた時の確認が不十分で
タイムが出なかったというのがあるし、
決勝での転倒も決勝タイヤでロングランをやってない
という部分に尽きると思います。
ハードタイヤでレース距離を走りきるセッティングを
出すとこまでたどり着いてないから、イチかバチかって
決勝に挑んだ結果というところでしょう。
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この真逆がロレンツォでサーキット入りして早々に
セッティングを決めて、決勝タイヤをチョイス
ロングランという彼の勝ちパターンに持ち込んでますね。

完全にホンダ+マルケスは後手に回っちゃいましたね。
今後のコースもコースごとにちゃんと走れるセッティングを
出すのに苦労して、あっというまに決勝を迎えて
ロングラン出来ずに時間切れ、決勝前の準備段階で
ロレンツォに負けているというパターンが繰り返されそうです。