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お馴染みベテランジャーナリスト
アラン・カスカートさんによると
WSBで走るカワサキワークスのZx-10Rは
MOTOGPのZX-RRと同様に4気筒のうち
2気筒はコンピュータで制御するスロットルに
なっているそうで、7000回転までは
こっちが閉じていて実質、2気筒。
で、そこを越えてリミットの1万5200回転までは
4気筒というセッティングになっているそうです。
で、そこの過度期の部分が結構、凶暴に
パワフルになるって話でしたね。
ついでに、ZX-10Rはその車体構成から来るのか
バンキングして起し気味の状態ではアクセルが
開けられないんだとか。
これはアプリリアに比べてのコメントでしたが。
アプリリアの方がアクセルを開けられるポイントが早いと。
(ただ、それゆえにガンガン走ると早い段階で
タイヤのエッジグリップを使い切ってしまうから注意が必要とか)
だからサイクスみたいにしっかり、ブレーキングで減速
寝かして、起こしてパワーオンというメリハリの効いた
ライディングになってしまうよう。
今季パワーが落ちてコーナーリングもある程度重視しないと
いけないZX-10Rですが、その辺の作り込みが
ヘレスを見る限り、上手く行っているようにみえますね。