今年の10人 マイケル・ヴァンデル・マーク

スーパースポーツの欧州での人気低迷により
多くのメーカーがモデルチェンジを先送りした結果
スーパースポーツ世界選手権は
メーカーごとのマシンの戦闘力差が非常に明確になっており、
これをひっくり返すのは容易なことでは無いと思われました。
 
ホンダCBR600RRはエンジンパワーでライバルに劣り
車体設計も新しくないため、ここ数年は
1勝も出来ないシーズンが続いていましたが
テンケイト・ホンダのエース ダッチマン
マイケル・ヴァンデル・マークは見事にこの劣勢を
ひっくり返しましたね。
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もちろん、最大のライバルと思われたカワサキ
ケナン・ソフォーグルがトラブルに見舞われて
思ったようにポイントを積み重ねることが出来なかった
という面もありましたが、それを差し引いても今シーズンの
マイケルは速く、強かったと思います。
 
彼の走りを見るに付け、去年、今年と連覇を飾った
8耐スーパーバイクを走らせたことの影響が
かなりいい方に出ているように思いますね。
実際、間近で見て非常に切れ味鋭い走りだと思いました。
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来期はレイが抜けてギュントーリと共にパタ・ホンダで
走るわけですが、チャンピオン相手にどういう走りを
見せてくれるのか。
もちろん、8耐での走りにも期待がかかります。