正解の形

従来のウイングレットが禁止され
カウルの延長線上という解釈で
ウイングカウルが登場してから2年。

特に今シーズンはほぼ熟成の粋に
入った感はありますね。

そのウイングカウル、来季はさらにレギュレーションが
厳しくなって、ウイングの有る、無しの選択が
出来なくなり、加えて、ウイングのアウトラインはそのままで
中の羽根の枚数を増やしたり、減らしたりすることも
禁止、つまりシーズン通してカウルの形状が一種類に
固定されることになります。

ですから、各メーカー決定版のウイングカウルを
出そうと研究に余念がありませんが、
問題になってくるのは、やはり強いダウンフォース
求めるとハンドリングが重たくなるので、その辺の
バランスですね。
オーソドックスな形状は一番圧力の高まるカウル先端
ラムダクト付近のラインから横に一文字に広げる形状。
ここが一番ダウンフォースが高くなります。
イメージ 1
オフのヘレステストでホンダが登場させた新しい
ウイングカウルは今季ドゥカティが中盤から
登場させた物に酷似した形状で、ウイングをループ形状に
丸めているもの。
一文字を避けてループさせているのが特徴的ですね。
恐らく一文字タイプの物よりもハンドリングが重たくなるのを
軽減させることが出来るのかも知れません。
イメージ 2
ホルヘは本家の方に乗っていたわけですから、
比較インプレッションが気になるところです。
この辺りの形状が正解ってことになるのかも知れない。