マカオGP決勝
朝からの雨も完全に止み、ドライコンディションで
行われた第65回マカオGP決勝レース。
ホールショットを奪ったのは2番グリッドスタートの
RC213V-Sを駆るマイケル・ラッター。
これにポールシッターのピーター・ヒックマンが続き
3番手がダニー・ウェブという展開。
序盤はトップのラッターが後続を突き放すかに思われたが
4周目あたりから、ヒックマンがペースアップ。
後続を引き離してラッターに迫る。
4周目の終盤、ラッターのわずかなミスで失速した
隙を突いて、ヒックマンはストレートエンドでトップに
躍り出ると一気にペースアップ。
ラッターを引き離しにかかる。
離れた3番手争いの一番後ろ5番手につけたドゥカティの
マーティン・ジョセップはようやく前の2台をかわして
トップ2を追いかけ出す。
しかし、残り3周というところでクラッシュ発生。
レースはそのまま赤旗中断。成立となった。
ピーター・ヒックマンは自身マカオ3勝目。
マン島に続く栄冠を手にした。
2位にラッター、3位にジョセップが入っている。