若手登竜門

今週末はCEVのアルバテセラウンドが
行われます。

去年からスーパーバイククラスが切り離されて
純粋にMOTO3、2だけの開催となり
(Zのワンメイクレースはありますが)
ますます、MOTOGPに出場する前段階の
若手がワークスマシンでしのぎを削るクラスと
なっており、現在のMOTO3ライダーの多くは
ここの出身者です。
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また、トップチームの多くはCEVにもチームを持っていて
若手の青田買いの場にもなっていますね。
エストレージャ・ガリシアやVR46、アスパー・ニエト
SIC58、チーム・アジアなどなはCEVにもエントリーしています。
去年のMOTO3王者のホアン・ミールも
レオパードのJrチームでCEVを走ってそのまま
レオパードでMOTO3デビューを飾っています。

もはやプロサッカーチームの下部ユース的な位置づけか。

今シーズンはアスパー・ニエトのラウル・フェルナンデスが
ポイントリーダーでタイトル獲得は目前で、
彼は既に来季、同チームで世界選手権を
走ることが決まっています。
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MOTOGPも青田買いが早いって言われてますけど、
今や13、14歳の時点でこの辺のセレクションにかからないと
その先、世界へのキャリアへと繋げるのが難しくなりつつありますね。
未来のMOTOGPライダーはこの時点から過酷な競争の中に
身を置いていることがわかります。

厳しい世界だ。