若手登竜門
今週末はCEVのアルバテセラウンドが
行われます。
去年からスーパーバイククラスが切り離されて
純粋にMOTO3、2だけの開催となり
(Zのワンメイクレースはありますが)
ますます、MOTOGPに出場する前段階の
若手がワークスマシンでしのぎを削るクラスと
なっており、現在のMOTO3ライダーの多くは
ここの出身者です。
また、トップチームの多くはCEVにもチームを持っていて
若手の青田買いの場にもなっていますね。
SIC58、チーム・アジアなどなはCEVにもエントリーしています。
去年のMOTO3王者のホアン・ミールも
レオパードのJrチームでCEVを走ってそのまま
レオパードでMOTO3デビューを飾っています。
もはやプロサッカーチームの下部ユース的な位置づけか。
今シーズンはアスパー・ニエトのラウル・フェルナンデスが
ポイントリーダーでタイトル獲得は目前で、
彼は既に来季、同チームで世界選手権を
走ることが決まっています。
MOTOGPも青田買いが早いって言われてますけど、
今や13、14歳の時点でこの辺のセレクションにかからないと
その先、世界へのキャリアへと繋げるのが難しくなりつつありますね。
未来のMOTOGPライダーはこの時点から過酷な競争の中に
身を置いていることがわかります。
厳しい世界だ。