終わってみれば

多分、前回のブルノの時も同じこと書いたけど
レイ+カワサキ・ファクトリーの強さは
文字通り、総合力の強さで、だいたい初っ端の
FP1をレイがトップタイムで終えた時はほぼ勝負アリ。
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つまり、工場で次のコース向けの基本セットアップを
施して出荷するんだけど、これが大きく外れていない
ということ。
ここから後は細かい煮詰めを施して、タイヤ選択
タイヤのロングランの確認までをFP4までに終えれば
ほぼレースに向けてやることは終了。
だいたいのチーム、ライダーはそこまでたどり着けない。

今回のミザーノがまさにそれでFP1をトップタイムで終えた時に
週末のダブルウィンはほぼ見えていたか。
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第1レースはホールショットを奪うと一度もトップを
譲らず、逃げ切って優勝。
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第2レースはリバースグリッドで9番手からのスタート。
序盤で6番手まで順位をあげるとそこから着実に
順位を上げて、トップのマイケル・ヴァン・デル・マークを捉え
残り2周でパッシング。
突き放してダブルウィンを飾りました。
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これで、ランキング2位のデイビスとは92ポイントの大差。
2ヶ月のブレイクを挟むと、早くもシーズンは残り4戦8レースとなります。

これはヨーロッパ最終戦のフランスあたりで決着がつきそうな・・・。