フラット特性

今シーズンのRC213Vの特徴は
エキゾーストが非常に太くなったこと。
これにより、エンジン特性をよりフラットトルクにして
加速特性を良くしているらしい。
2016、2017とエンジンを大きく改良してきたホンダだけど
今年は熟成の年となりそうだ。
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結局、共通ソフトがアップデイトされてもトラコン制御には
限界があって、それなら根本的にエンジンをフラットトルクに
振ってやろうという感じか。
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これは去年のドゥカがまさにそうで、去年のドゥカは
トップスピードを削ってまで、中低速のスムーズさに
力を入れてきたのが好成績に繋がっただけに、
ホンダも同じ方向で作ってきたというところか。
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逆に言えば旧型エンジンの中上君のマシンの方は
そこまでフラット特性じゃないからタイヤに厳しいし
体力は使うしというところでしょう。
これはレースでのタイヤの消耗に響いてきそう。
一発のタイムは出たとしても。

ドゥカティに乗り換えたミラーとラバットの2人が
好調なのは、フラット特性のエンジンにかなり後方寄りの重心で
ブレーキングで突っ込めるマシンってのが大きいんでしょうかね。