逆転のブランズハッチ
こんなこともあるんだな~~と感動したり
ビックリしたBSB最終戦ブランズハッチ。
ポイントリーダーのハスラムは、
ランキング2位のブルックスに31
ランキング3位のバーンに33ものポイント差を
つけてブランズハッチの最終戦に臨みました。
しかし、予選、ウォームアップとペースの
上がらないハスラムはQ3に残るのがやっとで
10番グリッドスタート。
それでも何とか挽回して、土曜に行われた第1レースで
表彰台を逃しながらも4位。
バーンが優勝、イドンが2位、3位がブルックスとなり
ポイント差はバーンとは21に、ブルックスとは28に。
バーンはランキング2位に浮上。
迎えた日曜日。
一向にペースが上がらないハスラムはウォームアップでも
11番手に沈みます。
そしてレース2。
決勝でも好スタートを決めたものの、ズルズルと後退し10位。
バーンが勝ったことで、一気に19ポイント詰まって
その差はわずか2。
2位にイドン、3位にエリソンでブルックスが4位。
レース3でもなすすべなく、後退していくハスラムは
こらえきれずにスリップダウン。
タイヤバリアまで飛ばされてリタイア。
これでバーンの逆転タイトルかと思われましたが
レースをリードしているのはランキング3位のブルックス。
彼が勝った場合はバーンも順位を落とさずに走らないと
逆転されるという展開。
結果的にバーンは8位。
ブルックスが優勝を飾り、その差3ポイントでバーンが
6度目の栄冠を手にしました。
足を骨折したハスラムはゴール後にバーンを
祝福しに現れましたが、彼よりも後ろで泣いている
スタッフの方がなんとも言えない気持ちにさせられます。
もちろん、家族も。
来季もハスラム、バーンは同じ体制でBSBを戦います。
果たしてハスラムの3度目の正直があるのか。
磐石の王者が3連覇を果たすのか。
それとも伏兵が現れるのか。
来季も激しいバトルが見られそうですね。
あとなにげに最終戦のイドンの位置どりは
重要だった。