速さの深化

終盤、チーム・グリーンのハスラム
ランディのCBRがストレートで抜いた時に
「今年のCBR速えーーな」って思ったのに
そのCBRをロウズがあっさり抜いていて笑ってしまった。
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それほど、今年のR1は速かった。

掲示板にもちょっと書いたけど、
今の8耐はアクシデントさえ無ければ、
内容的には2015年までの20リッタータンク時代の
MOTOGPに似ている。
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つまり、燃料タンクの量が決まっていて、
1スティントの周回数がほぼ決まっている。
となれば、1周で使える燃料の量も決まってくるので、
その決められた燃料をいかに効率よく使うかが鍵。
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それにはやはり減速や加速といった時の電子制御により
無駄な燃料をいかに使わないかということ。
これはまんま、かつてのMOTOGPの技術が応用できる部分。
今年のR1は去年よりさらに煮詰めた結果、浮いた燃料を
ストレートの速さに繋げるくらい余裕があった。
ということだと思う。

だから「進化」というよりは「深化」だね。