誰かの影響

ここでも何回か触れてますけど
2015年から2016年にかけて津田選手のライディングポジションが
大きく変わっているんですね。

2015年まではシートストッパーにかなり
大きいものをつけて、ライダーを前に座らせるポジション
対して2016年はタンクの後ろにストッパーをつけて
ライダーを後ろに座らせるポジション。
これに関して津田選手は狙いこそ明かしてくれなかったものの
ステップの位置をかなり上の後方にわざと位置させて
ポジションを矯正していたそうですね。
イメージ 1
このポジションでパッと思い出したのが、故ノリック
R1に跨ったとき。
すげーライダーが後ろの高い位置に座らされているって
感じがしたんですよね。
ノリックはGP育ちで、GPマシンの切れ味鋭いハンドリングを
求めますから、そうするとライダーを高い位置に乗せて
一気にフルバンクまでズバッと寝かすようなのがお好み。
GPマシンに比べて重たいJSBマシンでハンドリングを
クイックにするにはこういう方向になるのか。

津田選手もそれまではどっちかというとブレーキングで
突っ込めるようなマシンぽかったけど
去年からはライダーが積極的にマシンを動かす
特にステップワークでマシンをコントロールするような
イメージでマシンを振ってきているように見受けられます。
彼はGPマシンもテストしてますから、そのイメージが
あるんじゃないかと。
イメージ 2
GPライダーのあの方の足技を取り入れているんじゃないかと。
マルケスもそうだけど、この人のステップワークも
上手いですからね。
今度、本人にあったら聞いてみよう。