魅せた男 その3

トップテン 最後はこの人

と言っても外目からは派手なスライドも見せず
GP時代の荒々しい走りを見ている人からすると
物足りないタイムアタックだったかも知れません。

でも、6秒3まで出ているんですよね。

ここにケーシーの真骨頂があるというか、
GPマシンに比べて限界の低いJSBマシンで
派手なスライドや、突っ込み過ぎのドリフトは
タイムに繋がらないって分かっていて可能な限り
スムーズに走ることでタイムを出す方向に
ライディングをシフトしたって印象でしたね。
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もちろん、マシンが非力ですから、130Rの飛び込みとか
タイムをライダーのスキルで詰められるところは
しっかり詰めるけど、それもマシン、タイヤの限界内に
あえて抑えているというか。
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若さ全開のエガーターのアタックとは好対照でした。
彼はドリフトしまくってタイムロスしてましたから。

何よりも、ケーシーはユニットプロリンクのCBRの
欠点を早々に見抜いていて走っていたようですから
道具の特性をあっという間に把握して、その長所を
最大限に引き出していたんでしょうね。
ただ、なんでもかんでも攻めるだけじゃない。
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