難しい路面

イタリアのミザーノで行われたWSBですが、
タイヤ選択が勝負を分けたようですね。
非常に滑りやすく、海からの砂が乗ることで
その傾向を助長しているこのサーフェイスに対して
ピレリはソフトとミディアムを持ち込んでいました。

非常に滑りやすいけど、路面温度が高いということで
第1レースでは耐久性を重視したミディアムをチョイスした
レイですが、結果的にペースが上がらず、上がらないまま
タイヤがタレてくると状況に見舞われ、結果的に2位には
入りましたけど、これは2番手を走っていたジュリアーノの
タイヤが完全に終わって、ズルズルと落ちてきたのに
救われた面もありました。
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この反省から第2レースでは柔らかい方のソフトをチョイスして
見事に優勝を飾ったレイでしたが、面白いのは
耐久性を重視したはずのミディアムの方がタイヤの消耗が
激しいという点ですね。

これはマシンのセットアップや電子制御との兼ね合いもあるんでしょうが
結果的にミディアムだとタイヤが喰わない状況になっていて
ホイルスピンが多くなって、タイヤを早く消耗してしまった。
逆に第2レースはソフトをチョイスしたために、しっかりと
路面に喰いついて、タイヤを持たせることが出来た
ということなんでしょうね。

ビアッジもタイヤに関してはコメントしてましたね。

ミザーノの路面は難しい・・・。