ブレーキリリースの臨界点

レギュラーライダーによるセパンテスト終了後

テストライダーによるミシュランタイヤテストが

行われました。

各メーカーのタイヤテスト担当ライダーが

それぞれのメーカーのマシンを走らせました。

ラップタイムは計測されていないものの、

どうもブリヂストンと1秒落ちくらいのタイムで走れていたよう。

ただ、青山さんをはじめ複数のライダーが転倒を

喫したようですね。

青山さんは全日本時代からのBSユーザーですから、

MIを履くのは初めてですね。

ヤマハのテストライダーでミシュランのテストライダーである

コーリン・エドワーズはミシュランの事を

「懐かしいフィーリング」

と呼んでいます。

これは彼が２度WSBでタイトルを取った時に履いていた

ミシュランと基本的なフィーリングは変わってない

という意味みたいですね。

つまり、ブレーキを深くまで握っちゃいけないってことみたい。

彼曰く、BSタイヤっていうのはどこまでもブレーキを握って

寝かし込んでいっても何も起こらない位フロントが安定しているけど

ミシュランはある程度のところまで行ったらブレーキをリリースしないと

切れ込んで転倒するとのこと。

このフロントの使い方が「懐かしい」ってことみたい。

今回、青山さんが転倒したのも、そういったBSの乗り方が

染み付いたライダーがMIを履くとおちいる罠みたいなもんかと推測したり。

かつての玉田さんがそうだったように。