来季はダイエット

FIMから来季のレギュレーションが
発表され、MOTOGPマシンの最低重量が
160kgから158kgと2kg減らされます。
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これ、以前にも触れたかと思いますが
今季から340mmディスクの採用が多くのコースで
認可されたように車重増による
ストッピングパワーの増大とそれに伴う事故のリスク
また、ライダーの腕上がりの症状などの問題に対しての
対応という形になるでしょうか。
2016年はさらに2kg減らされる可能性もあるとか。
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で、これがどう影響してくるかというと
現在のMOTOGPマシンはそもそも最低重量よりも
軽く作られていて、最低重量を満たさない分を
ウェイトを載せて満たせているわけですが
ロッシのコメントなんかによく出てきているように
このバラストの位置を変えることによって前後輪に
かかる荷重を調整しているようですね。
そのバラストの量を減らすことになると考えると
調整幅が減ることになりますね。
それだけ、マシンの根本的な重量バランスが重要に
なってくるということでしょうか。
 
今年のヤマハはその辺、苦労してますからテストで
しっかりとベースになる重量配分を作らないと
厳しくなりそうですね。
 
ちなみにバラストの多くはシートラバーの
真下あたりに多く載せているようです。