BSBも開幕

寒いイギリスにもようやくシーズンの訪れ。

BSBもシルバーストーンショートコースで

開幕を迎えます。

今年は例年になくライダーの移籍が相次ぎ

去年と同じシートに座っているライダーの方が

少ないんじゃないかと思えるくらい変わりました。

この辺がメーカーの縛りがないイギリスの

モータースポーツシーンですね。

移籍が実に活発。

まず、事前テストから好調なのがホンダから

ヤマハに移籍したベテランオージーのジェイソン・オハローラン。

チームメイトは2年目となるテラン・マッケンジー。

そのホンダにはWSBのシートを失った去年のベストプライベーター

ジャビア・フォレスが加入。テストからさすがの

速さを見せつけています。

チームメイトはアンドレア・アーヴィン。

そのアンドレアのお兄さんであるグレン・アーヴィンは

ハスラムの抜けたJGスピードフィット・カワサキに

加入し、カワサキのエースとして走ります。

チームメイトはルーキーのベン・カーリー。

昨年ランキング2位のジェイク・ディクソンが抜けた

ロイヤルエアフォースはライアン・ビッカーズが走ります。

既にWSBでは台風の目となっているドゥカティの

V4Rはビーワイザー・ドゥカティにMOTOGP帰りの

スコット・レディングとベテランのジョシュ・ブルックス。

プライベーターでトミー・ブライドウェルが走ります。

ビルドベース・スズキは変わりなくブラッドリー・レイが

走り、WSS帰りのルーク・ステイプリフォードが加わりました。

新型BMWを走らせるTYCO　BMWはクリスチャン・イドンを

エースにキース・ファーマーがSTK1000から転向。

これ以外にもTAGレーシングに移籍した

ダン・リンフォートやAMA帰りのクラウディオ・コルティ

スズキで走るジーノ・レイとルーク・モーセイなど

多種彩彩な面々が揃っています。

本当に多くの実力者がイコールに近いコンディションに

調整されたマシンで戦うBSB。

最後の最後まで目の離せない激戦のシーズンになることでしょう。

まずは、オープニングラウンドを制するのは誰だ？