あれから10年

故富沢選手がMOTO2のオープニングレースで
勝利飾ってから10年の歳月が経過しました。
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当時は世界的にリーマンショックの影響が
色濃く残っていて、それはMOTOGPにも及んでいて
1台1億もかかると言われたワークスマシンの走る
250ccクラスに替わって創設されたのが
ワンメイクエンジンによるMOTO2でした。

これはレギュレーションの策定に深く関与した
HRCの中本さんの低コストでライダー主体のバトルを
という狙いに沿ったものでしたね。
実際、前年までの富沢選手はアプリリアのRSW250よりも
遥かに戦闘力の劣るホンダのRS250で入賞もやっとこ
という位置を走っていたわけで、その彼が優勝を飾ったことは
MOTO2はいかにライダー主体のカテゴリーであるか
ということを強く印象づけたと思います。

もう10年にもなるんですね。