ヤマハ包囲網
発表されましたが、やはりといいますか
合同テストは7月に入ってからと規定されましたね。
というのも、ヤマハ・ファクトリーは
合同テストの前に鈴鹿を貸し切って、6月の独自テストを
敢行するのが通例になっていました。
これが合同テストしか参加しない他チームに対しての
アドバンテージになっていたのは言うまでもないこと。
6月のテストの段階で既に顔合わせポジション合わせを
済ましているヤマハは7月のテストの段階でロングランを
敢行してましたからね。
対してカワサキは7月のテストの段階で3人のライダーが
揃って、そこで初めてポジション合わせをして走らせた段階。
ロングランもレイの一本のみ。
この仕上がりの差がそのまんま、決勝レースの結果に
繋がっていると思います。
そういう意味ではこのテスト制限はヤマハにとっては
喜ばしいものでは無いかもですねー。
来年はHRCもモリワキ+アルティアとジョイントして
WSBのライダーも支配下に置くようですし、かなり
急造ではない、しっかりとした体制で来そうですし
ヤマハ包囲網は確実に縮まっていると感じられますね。