勝因

ようやっと勝ちましたね~~ヤマハ
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勝つとしたらビニャーレスだろうなとは
思ってましたけど、ビニャーレス磐石の
レース展開でしたね。

勝因はなんだったんでしょう?
ちょっと考察してみました。
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まず確実に言えるのは、ビニャーレスがアラゴンかタイから
自分好みのセッティングをやってもらえるようになったこと。
彼はずっとチーフエンジニアのラモン・フォルカーダと
対立していて、思うようなセッティングにさせてもらえませんでした。
ところが、ヤマハは結局、フォルカーダを更迭することを決定
これを受けてか、ビニャーレスの要望がようやく受け入れられました。

そのセッティングは恐らく、リヤ荷重重視のセッティングでは
無いかと言われていますね。
ヤマハのマシンはリヤのトラクション不足に悩まされていましたから
リヤ荷重を増やすことで、この問題が幾らかは軽減されたのでは
無いかと推測されます。
ただ、これはフロントのグリップに頓着しない傾向の
ビニャーレスだから出来るセッティングで、とにかく前、
フロントのスタビリティを欲しがるロッシでは出来ないセッティングでしょうね。
リヤに荷重を持っていくということはそれだけ前の荷重が
減るわけですからね。
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それとフィリップアイランドというコースとの相性。
このコースの特徴は2つあって、ひとつは今季のヤマハが不得意とする
低速からのドライブ、加速をするコーナーが無く加速しながら
ギヤを上げていくコーナーが多いこと。
もうひとつは高速旋回性が重視されるコースで、高速コースを
得意とするヤマハの長所が出たということ。
実際、決勝レースは雨で中止になったものの、同じ高速コーナーを
持つシルバーストーンでもヤマハは速さを見せてましたからね。
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この2つがうまい具合に重なったことが今回の好走に
繋がったのかな?というのが今回の正直な感想。

でも一番大きかったのはチームにとっても開発陣にとっても
一息入れることが出来たというのが大きい。
電子制御を抜きにすれば、決してシャシーの素性は
悪くはないって証明されたと思いますね。
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来季はIMUの統一により、電子制御の遅れは取り返せそうとなると
シャシー勝負になれば、そこまで悪くはならないんじゃないかな??