カワサキの日 その1
BSBは最終戦 ブランズハッチトリプルヘッダー。
第1レースが行われました。
ポイントリーダーのレオン・ハスラムは予選から
奮わず8番手スタート。
対してランキング2位のジェイク・ディクソンはポールスタート。
レースはスタートしてからしばらくは
ディクソンがトップを走りますが、2番手のグレン・アーウィンが
トップに浮上。ディクソンはアーウィン兄弟の弟アンドリューにも
抜かれて3番手にドロップ、厳しい展開。
一方のハスラムは数少ないフロントにハードをチョイス。
とにかくコツコツと順位を上げていく戦略。
8番手から6番手まで順位を上げてトップが見える位置で走る。
グレン・アーウィンはトップに立つとジリジリと差を広げていく。
ディクソンは終盤なんとかアンドリューをかわして2位浮上。
ハスラムはピーター・ヒックマンの後ろで6位キープ。
結局、そのまま順位は変わらずアーウィンは今季初優勝。
2位にジェイク・ディクソン、3位はアンドリュー・アーウィン。
ハスラムは6位入賞を果たし、2018年BSB王者の座を獲得しました。
長いキャリアをもつレオン・ハスラムですが、
これがメジャータイトルとしては初。
ようやくようやく手にしたタイトル。感慨もひとしおか。
しかし、WSBからBSBに行った時は、もう一度WSBに
戻ってくるのは厳しいだろうと思っていましたが
やりましたね。
彼はBSBに行きましたがカワサキ契約となったことで
逆に日本の本社と結びつきが強くなり、8耐や
全日本でも走ることになりました。
カワサキが彼をWSBに呼び寄せたのは、その辺の努力と
貢献が評価されてのことだと思います。
コングラッチュレーション、レオン!!