ひとつの扉が閉まる

来季のビーワイザー・ドゥカティのラインナップが
発表された後、同チームで走ってきたシェーン・バーンは
自身のツイッターでこうつぶやいてますね。

全ての物事には終わりがあり、
ひとつの扉が閉まるとき、新たなひとつの扉が開く。

その新たな扉が新しいチームで走ることなのか
ライダーのキャリアを引退して、新しい一歩を踏み出すことなのかは
今のところわかりません。
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2度のBSBタイトルを獲得しているシェーン・バーンが
ポール・バード・モータースポーツに復帰したのは2012年。
以来、2012年、2014年にカワサキで2度
2016年、2017年にマシンをドゥカティにスイッチして2度
計4度のタイトルを同チームで獲得してきました。
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それだけの信頼関係のある同チームが契約を更新しない
と判断したのは、やはり彼が今季のテスト中に負った負傷の
ダメージがずっと尾を引いており、もはや現役復帰は無理と
判断したのかも知れません。

彼ほどのライダーがこういう形で現役を引退するのは
不本意かも知れませんが、今年のクラッシュは下手すれば
下半身不随も有り得たアクシデントだっただけに、
五体満足の体でステージを去るタイミングなのかも知れませんね。

6度のBSBタイトルを取り、多くの若手ライダーの
前に立ちふさがる障壁として走ってきたシェーン・バーンの
実質的な引退で、来年からのBSBは新たな世代へと
入っていくことになりそうです。