接触の余波

ブルノの第２レース。

リバースグリッドで互いに後方からスタートとなった

レイとサイクス。

スタートから順位を上げるために、パッシングを仕掛けます。

レイはサイクスにアウトから並び掛け

しかし、サイクスはイン側から幅寄せ。

結果的にレイに接触し、コース外に押し出されたレイはそのまま転倒。

そのままリタイアとなりました。

レイはこの行為に怒り心頭

「オンボード映像を見ても、彼の視界に私が入っていたのは明らかだ。

例え、彼がペナルティを課されなかったとしても

なにが起こったのか、僕にはわかっている。

彼が衝突の原因は僕にあると言ったのは、受け入れられない」

サイクスは

「勘違いしている。あれは私のミスではない」

と語っていますが、レース序盤の順位争いの段階で

そこまで厳しく締めつけをする必要があったのか？

ましてや相手はタイトル争いをしているチームメイトだけにね。

彼自身がかつてロリス・バズに接触されたことを非難している

わけですしね。

ヤマハに興味を示しているとも言われているサイクスだけに

契約交渉に微妙に影響を及ぼしそうです。