アルゼンチンあれやこれや

さて、もう週の後半で明日からアラゴン
始まるということで、とりあえず
アルゼンチンの方に触れましょうかね。

まあ、色々ありましたが。
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まず、問題になったマルケスとロッシの接触
ツィッターの方にも書きましたけど、
オンボードで見てもロッシはインにつけてないガラ空きなんすよね。
だからかなりのタイム差で速かったマルケスがインに飛び込むのは当然。
別に相手がロッシじゃなくってペナルティの追い上げ中じゃなくたって
あんだけ空いてりゃ誰でも入る。
それがパッシングってもんですわ。
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ただマルケスにとって不幸はブレーキングミスしてフロントがロック
それを解除したために、はらんでロッシをコース外に押し出してしまったところ。
そして相手がロッシだったということ。
多分、相手がロッシじゃなければペナルティ対象には
ならかったでしょうね。
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実際、レース序盤にザルコがペドロサにインに入って
結果的にペドロサはハイサイド転倒でリタイアしているけど
これもペドロサのインがガラ空きでザルコからすれば普通のパッシング。
ペドロサがリタイアしたのは、結果論。
でもペナルティ対象にはなってないからね。

つまり運営側はザルコのあれはレーシングアクシデントとしか
みなしてないということ。
マルケスの場合も同じ、インがガラ空きだから入った。
ロッシが転倒したのは結果論。
でもペナルティ対象。

一番触れないといけないのは、かつてロッシ自身がライバルに
何度もやっているような意図的に相手をはじき出すような
パッシングというか、アタックでは無いということ。
例によって某有名イタリア系掲示板では何やら湧いてますけどね(笑)。

実際マルケスも序盤のアレイシへのアタックはミスであることを
認めてます。あれはスペース全然無かったですからね。
だから彼は自らポジションを一個下げている。
でも、ロッシのはインがガラ空きのライダーのイン側に入っただけ。
普通のパッシングですよ、ミスったけど。

だからロッシがギャーギャー言ってるけど、貴方の
意図的なバンプアウトを狙ったアタックとは質が違うよねって話。

だから運営サイドのペナルティは正直おかしな話、
だったらザルコも同じパッシングしているんだから。

イン側に入ってブレーキングミスして押し出したら
全てペナルティなのかい?っておかしな話になっちゃうよね。
アレイシに言わせればペトルッチの方がもっと酷いらしいけど
ペナルティにはならない。
なぜならペトルッチはロッシ様じゃないから。
アレイシはマルケスじゃないから。

まさに運営がロッシ様に忖度したペナルティ。

と私には思えましたね。

あるいは、あの時点でマルケスはライドスルーとワンポジションダウンと
2度のペナルティを食らっているからキツイお灸を据えられたとも
言えるかもしれないけど。
DORNAサイドを舐めんなよって意味で。

余談だけど、この件についてここぞとばかりに
ロッシが口撃をしているようだけど、ロッシの
過去の意図的な相手をはじき出すパッシングとは違うわけですから
余り口撃せんほうがいいと思うよね。
ロッシの方が意図的な分、悪質なわけだから。
凄く感じ悪い。